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Policy Creator!
某官庁1年生行政官が様々な面において政策を考えるブログです。世界各地の情勢、ITの進化、経済状況、書評等を通して主に政策の批評、提案を書き連ねていきます。 2009年10月半ばから2か月ほど世界一周をする予定なので、そのレポートも行います。
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Gichou

Author:Gichou
某官庁、行政官1年目のGichouです。
今年の4月から国家公務員として働き始めました。世界の情勢について、官庁について、IT事情についてなど自分なりの視点で書き綴って参ります。
興味の範囲が、経済政策、新ビジネス、世界・日本旅行、iPhone,iPadなどのガジェットなので、これらについて話題が豊富な予感。
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日本は文化で食っていけますか?~ストックホルム@世界旅行30日目~
スウェーデンの人口は1000万人弱である。
たかだか日本の12分の1ほどの人口しかない国だ。

そのため、国内の市場は非常に小さいため、海外に売れる物を中心に作り、経済が回っているのだろう。
車(ボルボやサーブ)やIT製品、水力発電のエネルギーなどが主な産業らしい。

そのため、国内特有の産業が非常に弱いといえる。
例えば、スウェーデンのテレビを見せてもらったのだが、アメリカやイギリスの番組にスウェーデン語の字幕をつけたものばかりが流されている。
これはおそらく、スウェーデン独自のテレビプログラムを視聴する人が絶対的に少ないことと、人口の関係から従事する人数自体も少ないことに起因するだろう。
スウェーデン人は非常に英語に堪能であるが、これは英語の番組が多いことも理由の一つだろうとスウェーデン人も言っていた。

また、スウェーデン独特の料理というものもあまりない。強いて言えばミートボールを使った料理とかぐらいだそうだ。



これも人口が少ないことで、空腹を満たした上で、さらに質を求めるというところに、料理におけるイノベーションを起こせるほどの人(料理を専門とする人)がいなかったからといえるかもしれない。

翻って現在の日本は、日本独特の文化的にユニークなものがたくさん生み出され、かつそれを輸出することを志向している国だといえる。
アニメやマンガといったコンテンツ産業や寿司などの日本食がまさに典型的だといえる。
日本のテレビ番組も、最近は質が劣化しているとよくいわれるところではあるが、少なくともほとんどが日本人向けに作られたものだ。このことは日本人は当たり前と受け止めていることかもしれないが、実は人口的な余力がないと実はできないことだろう。

こういった産業は私は非常に大事だと考える。なぜならば、通常の産業とは違い、これらの文化的背景を伴う商品は、日本人だから・日本発の文化だから、海外で売れるという部分があるわけで、それだけで日本しか作れない=差別化がはかられているといえるからだ。
もちろん日本人としてのアイデンティティを持つ上でも大事であるし、また日本人のために作られた文化的な商品が存在すること自体が、日本人の生活を豊かにしているといえる。

そういった面でも、人口減少とはゆゆしき問題だ。特に隣国に10億人もの人口を抱える文化大国を持つ以上、日本が日本であるために、独特の文化を創出し、世界にも受容される物であり続けるために、人口の面で小国にならないよう政策的に誘導すべきだろう。
具体的にどうするかは、またヨーロッパ人の働き方について書くつもりなのでいずれそこでふれたいと思う。

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テーマ:憂国 - ジャンル:政治・経済

整然たる北欧の地~ストックホルム@世界旅行29日目~
お久しぶりです。
今回から、ヨーロッパ編の記述に入りたいと思います。
ツイッターも更新していますのでご覧ください
http://twitter.com/gichou

現在ヨーロッパ旅行の最終地であるイギリス・エディンバラにいます。
ヨーロッパには、当初の予定である3週間を上回り、諸事情により1ヶ月近くも滞在しました。
couchsurfingの利用など、一般の旅行者がなかなか経験していないだろうことも記述していくつもりですので、どうぞおつきあいください。

ストックホルムへは、エアバルティックというラトビアの航空会社を利用して、イスラエルのテルアビブ空港からラトビアのリガを経由して、行きました。
金額は3万円ほど。10時間以上のフライトだったので、LCCの適正値段の範囲内だったかと。

ラトビアのリガ空港に降り立ったとき、なぜか拍手が乗客から巻き起こる。
そんなに無事着陸したことがすごいのか・・・?もしかしてたまに落ちたりするんじゃないか??と不安がよぎるも、無事ストックホルムに到着笑

ストックホルム空港から中心街へは、バスで移動。
整然とした町並みと身の引き締まるような寒さで、ヨーロッパに来たのだなと実感する。

ストックホルムは多くの島から成り立つ都市である。



例えば国会議事堂は小さな島の上に建設されており、隣接する島と橋でつながっている。



水というものは不思議なもので、その街並みを美しく見せる効果があるのだと思う。




この先にいったどの都市でも、例えばアムステルダム、パリ、ロンドンの川や運河沿いは美しく見えたものだ。お台場もそのうちに入るだろう。
残念ながら隅田川沿いなどはその限りではないのだが。




ストックホルムの町並みの整然たる様子には感服する。まず、建物と建物の間に隙間、小さな路地などがない。完全にくっついている。これは各個人が家を自分の思いのままにたてていたら出来ないことで、都市や地区全体が計画をもってたてないとなし得ないことである。
ストックホルムの文字通りの隙のない美しさは、こういう小さなところに要因があるのかもしれない。




このような街の中では、過ごしているだけで、自分がおしゃれになったような錯覚を覚える。
自分がその街にいることが、カッコいいであるとか、粋だと思えるような街並みは素晴らしいと思う。景色や街に対する所有欲のようなものを満たしてくれる。

都市のインフラの利便性は、東京は世界随一だとは思うが、こういう視点での街づくりが、あの広い東京ではあまりされていないように思う。

ストックホルムの古いが均整のとれた街並みを、ここの先人はどのような考えをもって整備してきたのか。目先の合理性や個人の自由に惑わされず、調和のとれた街にすることが観光や住人にとって将来的にプラスになると考えてやったのだろうか、興味がつきない。

観光庁がせっかく国交省の傘下にできたのであるから、個人の自由とのかねあいが難しいにせよ、均整のとれた街並みと観光客増大を長い年月を見据えてやってほしいと思う。

テーマ:世界一周 - ジャンル:旅行





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